カヌースプリントとは?|種目・艇・距離をやさしく解説【元選手監修】

競技・上級者向け

「カヌースプリントってどんな競技?」——オリンピックでもおなじみの、静水(フラットウォーター)の直線コースで速さを競うカヌー競技です。元選手として、種目・艇・距離の基本を、はじめての人にもわかるように解説します。

カヌースプリントとは

  • 静水(湖・専用コース)の直線レーンを、ゴールまでの速さで競う種目。
  • オリンピック正式種目でもあり、日本でも全国大会が盛んです。
  • 流れのある川で技術を競う「スラローム」とは別種目(こちらは静水のスピード勝負)。

2種類の艇:カヤック(K)とカナディアン(C)

カヤック(K)=座って足を前に伸ばし、ダブルブレードで左右交互に漕ぐ
カヤック(K)=座って足を前に伸ばし、ダブルブレードで左右交互に漕ぐ
カナディアン(C)=デッキが開いたオープン構造。シングルブレードで漕ぐ
カナディアン(C)=デッキが開いたオープン構造。シングルブレードで漕ぐ
艇種 パドル 姿勢 記号
カヤック ダブルブレード(両側)で左右交互に漕ぐ 座って足を前に伸ばす K
カナディアン シングルブレード(片側)で漕ぐ 片ひざ立ち C

※カヤックとカナディアンの基本的な違いは「カヌーの始め方」でも解説しています。

乗艇人数:1人〜4人

  • K1 / K2 / K4(カヤックの1・2・4人乗り)
  • C1 / C2 / C4(カナディアンの1・2・4人乗り)
  • 人数が増えるほど艇は長く、息(タイミング)を合わせる難しさが増します。私はK1(一人)からK4(四人)まで乗りました。

距離(種目)

  • 主に 200m500m(種目により 1000m なども)。
  • 200m=瞬発力500m=スピード持久力と、距離で求められる力が変わります。
  • 参考までに、私の現役時の自己ベストは 500m 1分57秒 / 200m 41秒 ほどでした(→「監修者プロフィール」)。

コース・大会

  • コースは直線のレーン(例:海の森水上競技場は2000m×8レーン)。
  • 全国大会には日本カヌースプリント選手権(石川・木場潟)、国民スポーツ大会インターハイなどがあります(→「全国の艇庫・大会情報」)。

はじめるには

  1. 地域のカヌークラブ・協会に問い合わせる(競技は基本クラブ単位)。
  2. 最初は安定したポロ艇のような艇でパドリングの基礎を固める(→「カヌーの始め方」)。
  3. 慣れたら細い競技艇へ。道具(艇・パドル)は正規ルートで(→「競技用カヌー・パドルはどこで買う」)。
  4. 速くなるコツは別記事で(→「カヌースプリント上達のコツ」)。

まとめ

カヌースプリントは「静水の直線で速さを競う」シンプルで奥深い競技。

艇はカヤック(K)/カナディアン(C)、人数は1〜4人、距離は主に200m・500m

興味が出たら、まずは地域のクラブで安定艇から始めてみましょう。

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